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目次

・はじめに 〜お気楽Girl!2始まりのきっかけ〜
・2014年以降公開作品あとがき
・作者によるキャラクターへのコメント
・各キャストのコメントボイス
・スタッフから企画者への質問コーナー
・最後に

はじめに 〜お気楽Girl!2始まりのきっかけ〜

ボイスドラマ"お気楽Girl!"シリーズの企画主、Ryukaと申します。
この度は、ボイスドラマ"お気楽Girl!"シリーズ完結までお聞き頂き、誠にありがとうございます。
2010年4月から2013年の11月までの第1シリーズ、翌2014年の1月〜3月に掛け外伝作品3作公開の後、
同年4月から同一の舞台で新キャラ達による第2シリーズとなる”お気楽Girl!2”がスタート。そして”お気楽Girl!2”完結と同時に"お気楽Girl!"シリーズ自体も完結となります。

まずはお気楽Girl!2の製作記から
お気楽Girl!2のコンセプトは、お気楽Girl!と同じ舞台でありながら、完全新キャラによるストーリーを作ろうと思ったことですね。
と言っても、根本的なストーリーの流れはお気楽Girl!とほぼ同じなので、お気楽Girl!の時にはいなかったタイプのキャラでやってみようと思い登場したのが、楓達5人になります。
そして2014年以降の作品から公開形式をyoutubeでの公開形式に変更したのも当時は新たな試みでした。
以前までの音声のみの公開だと、サイト自体の有料使用期限が過ぎると音声データがサイト上で再生出来なくなるので、
youtubeでの公開でなら無料で公開し続ける事が出来るためと思ったからですね。その為に作成工程に動画作成の工程を追加したり、公開専用までのアカウントも作成したくらいでしたので・・・(笑)
あとはセリフ間の間の調整も前以上に意識したつもりですが、どうだったのかなと気になってはいたり。

2014年以降公開作品あとがき

ここでは2014年1月から2015年12月まで公開した作品のあとがきを各話毎に紹介していきます。


・お気楽Girl! Before Beginning Story
まず最初に動画公開作品として製作したBefore Beginning Storyの香織編と茜編ですが、
どちらも内容としても暗めな感じで、特に香織編に関してはシリーズ唯一となる人の死の表現が含まれた内容でタイトルとはとても似つかわしくないシリアスな内容となりました。
一方の茜編は、最初は暗い性格だった茜が詠佳と出会う事で現在の性格に変わっていく過程を描いた内容です。香織編ほどシリアスな場面は少なめですが、コメディ要素は少なめですね。
あと茜と夏苗が仲良くなっているのもこの作品からはっきりとなりましたね。


・お気楽Girl! Episode0
お気楽Girl!2スタート記念として製作したある意味お気楽Girl!シリーズの原点ともなる特別編。
小説版お気楽Girl!第1話を基に、第1シリーズのVol.16の回想シーンの一部を加え、現時点の設定に合うようにアレンジを加えました。
第0話なのは、ボイスドラマ版第1話の前の話になるためですね。至って単純な理由ですw
因みに第1シリーズVol.1以来5年振りとなる詠佳・雪恵・柚希の3人しか登場しない作品です。
公開当時、雪恵だけがVol.1の時とCVが異なります(最終的には柚希もCVが変わりましたが)


・お気楽Girl!2 第1話
いよいよ楓達の物語がスタートとなる第1話。ただ冒頭は夏苗達がほしぞらアパートから引っ越しするシーンから始まります。
でもこの時点では夏苗達下級生組と楓達お気楽2組とは直接的な接点となるシーンはありません。同じく詠佳もちょい役で出ていますが、こちらも楓達とは接点がありません。
楓を主点とし、美紺・椛・椿・桜と出会っていくストーリー。美紺は第1話時点でも今と然程変ってませんが、椛は終始おどおどした感じで、
椿はかなりよそよそしい感じで時折楓達に対して嫌悪感を示す場面もありましたね。今とはかなり違った印象ですね。
桜は最初はお淑やかな感じでしたが、後半百合っ気全開な一面を出してましたね。ある意味桜も第1話時点からあまりキャラがブレてません。
というか桜は話が進むにつれて暴走しやすくなってますがw
そして終盤にはひょんな出来事から一樹と出会った楓は、一樹に恋心を抱いた所で第1話が終わりとなりますが、
この二人の関係は第2話を通して、第3話で明らかとなっていく事となります。


・お気楽Girl!+ その1
この話はお気楽Girl! 〜The After Story〜下級生編からお気楽Girl!2第1話の冒頭までの間の時間軸です。
ほしぞらアパートから引っ越し間際の夏苗達女子達だけによるガールズトーク回
俊哉は瑠香とのデートという事でこの場にはいないという設定です。
そして女子達だけだからこそのおっぱいトークあったりですがw
やっぱり葵は自身の巨乳でいじられ役になってますねw


・お気楽Girl!2 第2話
菫先生本編初登場回。この回の菫先生はドジっぷりが遺憾なく発揮されてますw
以降の回の菫先生はあまりドジな一面を見せなくなったので、ある意味設定が活かされた貴重な回となりました。
あとこの回から第6話まで桜役がひだね様に変わりました。2話目にしていきなりのキャス変ですw
そしてこの回から卒業生組(上級生・下級生組)とお気楽2組との掛け合いシーンが出てきます。
第2話では瑠香と楓、詠佳と美紺となります。楓と瑠香この出会いをきっかけに、度々合う機会が増え、楓にとって瑠香が良き相談役になり、
一方の美紺は詠佳との別れ際に言った一言が美紺にとって忘れられない大切な言葉になった事を思いますね。
終盤は楓と一樹が出会い、ほしぞらアパートまで一緒について行くシーンですが、この時点では一樹は楓の一樹に対する好意には気付いてません。一樹も結構鈍感ですねw
この辺は同じ男キャラである俊哉とは違ったタイプのキャラですね。
楓が一樹と一緒にいるのを目撃した美紺は、楓の一樹に対する好意に気付き、楓にその事でいじりますが、楓の条件を飲んでる辺り、ちゃんと空気を読めるとこもあるとこも見せるいい子なんですよね。
最後のおまけパートは、本編では接点の無かった詠佳と瑠香の掛け合いパートです。この2人だけの掛け合いは案外珍しかったりします。


・お気楽Girl!+ その2
実質的に椛メイン回。因みにこの回から最後まで楓役が重森あすか様が奏役と兼任という形でに変わりました。今ではこちらの方が楓の声としての印象が強くなりましたね。
内容はゲームを巡っての楓達5人の日常を描いた回。ゲーマー魂全開で性格が豹変する椛が印象的でした。そして美紺と椛の立場が逆転する珍しい回ですw


・お気楽Girl!2 第3話
公開時期的に夏祭り回となりました。そして一つに纏めると再生時間がかなり長くなったため、A・Bパートの2部構成にしています。後の第4話でも同様の手法を用いてます。
夏祭りネタは前作のVol.9でもやってましたが、今回はまた違った感じにしてみました。
実は前作のVol.9では浴衣を着ているキャラは少なめでしたが、今回は全員浴衣を着ています。
そして大体こういう祭りに行くと提案するキャラは主人公である事が多いのですが、敢えてその役を桜にさせています。これは特に深い訳とかはなかったりw
この回での楓と瑠香の掛け合いは、終盤の伏線も兼ねてました。
そして夏祭り当日、みんなから可愛いと言われ気が動転して泣き出した美紺については、設定を基にしたネタですw
終盤の楓の一樹への告白シーンですが、この第3話で一番やりたかった事であり、お気楽Girl!2自体の前半の区切りでもある重要な場面でした。
というのも、第1話から第3話までは楓をメインにしたストーリー構成として考えていました。
告白された一樹の答えについては、瑠香と俊哉の時みたいに告白された段階で決めるというのではなく、少し濁した感じの答え方にしています。
これは一樹が俊哉と違い、ミステリアスな部分があり、あと独自の恋愛感を持っていたから。
そしてもう一つは、本編では敢えて楓と一樹の関係をこれ以降の回であまり触れなかったのは、聴いてる側がこの2人がどの様な恋愛をしていくのが想像して欲しいという狙いがありました。
瑠香と俊哉については、実は言うとこの時点からある程度は決めてました。
最後のおまけパートは、雪恵と俊哉との掛け合いパート。前回の詠佳・瑠香との掛け合い以上に珍しい組み合わせでの掛け合いとなりました。
前作でも雪恵と俊哉だけの掛け合いはまず無かったですしね。


・お気楽Girl!2 第4話
第3話までが1部だとすると、第4話からは2部となります。
この回は美紺メイン回ではありますが、実際は美紺と椛の幼なじみの友情の絆を描いた回となります。
この回の美紺は他の回と違って、思い悩むシーンが多く、いつものハイテンションな感じは少なめでしたね。 また中盤の美紺と椛の衝突のシーンは、美紺が抱えているプレッシャーとそんな美紺の姿を心配する椛との気持ちのすれ違いを表してみました。
でも次の日の朝でお互いその事で誤っている辺り、美紺と椛は凄く仲の良い幼なじみだなと思いました。
美紺と茜・夏苗の掛け合いでは、茜が美紺と同じスポーツ系少女なので、美紺へのアドバイス役、夏苗は真面目過ぎてたまに前が見えなくなりがちな茜のツッコミ役という立ち位置です。
終盤の美紺の大会のシーンで、試合に負けた事にしたのは、負けた悔しさで泣き崩れる美紺を椛が優しく慰めてあげるというシーンにしたかったからためです。
美紺と椛の幼馴染みの絆をより強く表現したいというのもありました。
最後のおまけパートは、本編に登場した夏苗、茜だけではなく、詠佳、香織も特別に追加出演での掛け合いにしました。全おまけパートで最も登場キャラの多い回となりました。
因みに詠佳を登場させたのは茜絡みから、香織については夏苗にとって憧れの先輩でもあると同時に、茜と香織役が同じししゃも様だったという、中の人繋がりからもありますね。
更に香織はこの先のお気楽Girl!+その3、お気楽Girl!2第5話に登場するちょっとした伏線の意味を込めて出演させました。


・お気楽Girl!+ その3
この回は上級生組が1日限りの転入生に扮して楓達のクラスに潜入するという回。
上級生組5人全員が出演したのは、公開当時からだと約1年位振りになるかと思います。
因みにこの回のみ、柚希役が飛倉のえ様に変更となっています。
この回をやりたかったきっかけは、詠佳達が普段と違った性格で演じさせてみたいと思ったのがきっかけです。
それに加えて、詠佳達上級生組と楓達お気楽2組と間近で絡ませてみたかったというのもありました。
ある意味作者である私自身がどうしてもやってみたかった話の一つでもありますw
そしてこの回はお気楽Girl!2第5話と第7話でちょこっと触れる事となります。
この回の表紙イラストから新たに豆まめ様が担当絵師としか追加採用となりました。


・お気楽Girl!2 第5話
この回は椿メイン回。時間軸的には冬休み直前になりますね。
自身の性格柄、楓達が自分の事を嫌いになってないかと内心不安に感じていた椿。
そんな中、美紺の提案で帰省前に5人一緒に出掛ける計画も立てるも、その不安と素直になれないせいから、思わず反発してしまい、部屋を飛び出して行ってしまう。
このシーンについては、椿の素直になれない性格故に、どうしていいか分からなくなってこうしてしまったというのを表現してみました。
その後の椿と香織の掛け合いは、実はお気楽第一シリーズVol.5の瑠香が詠佳に心を開くまでのシーンに似せた感じにしてます。
ただ椿・香織の両キャラの性格に合わせた掛け合いの感じにはしていますが。
そして椿が楓達に本音を打ち明けるシーン、そしてそれを聞いた楓達が自分の事を嫌いにならず友達として貰えた事に、椿が楓達にようやく心を開いたシーンですが、
こちらも瑠香が詠佳達に心を開いた経緯に似ている面がありますね。性格的に瑠香と椿は似た部分もありますしね。
香織がお気楽+その3での出来事を楓達にネタばらしをするシーンがあったため、+その3を公開してからでないと公開出来なかった事情もあったりしますw
あとこの回から椿役が真中ゆき様に変更となりました。
因みにこの回では卒業生組が香織しか出ていなかった為、おまけパートが第1話以来無かったりします。


・お気楽Girl!+その4
クリスマス回。椿がサンタさんがいる事を信じ続けてる設定は、普段の性格とのギャップを付けさせる為にさせてみました。
楓達も驚いていた通り、確かに椿の性格からしてそういう事を一番信じそうな感じじゃないですしねw
眠っている椿にサンタ衣装に扮した楓がクリスマスプレゼントを届けるシーンですが、
その計画を提案したのが美紺、椿のクリスマスプレゼントを選んだのは椛、楓に着せるサンタ衣装を用意したのは桜という設定です。
本編でも椛が椿に欲しい物を聞き出したのはその為だったりします。まぁ、流れ的に分かりやすいですけどねw
楓は美紺達3人に比べるとそれほど乗り気ではなかったのですが、流れ的に付き合わされたという感じですね。
なので最後の美紺に対する静かな怒りがそれを表現している様にも思えます。
ある意味楓は怒らせると一番怖いタイプかもしれませんねw
表情では見せず、雰囲気でそう感じさせる辺りが・・・


・お気楽Girl!特別編 成人式シリーズ
この回は上級生組の成人式とその後の5人での飲み会を描いた回となります。
1本に纏めるとかなり長くなると感じたため、前・中・後編の3部構成にしました。
本来なら時期的に1月中に公開したかったのですが、様々な事情が重なりに重なり、
結果的に3つ全て公開出来たのは4ヶ月遅れの5月になりました。
ただ成人した詠佳達5人をどうしても描きたかっただけに、無事に公開出来たことがとても嬉しく思えた作品だと思います。
ここで前編の香織の成人式中に過去の思い出の思い浮かべてるシーンや、既に知っている柚希を除いた詠佳達に真実を伝えた香織のシーンは、後のBefore Beginning Story 香織 和解編 への伏線としています。
飲み会シーンは彼女達らしいハチャメチャな感じにしました。当時、こういったコメディ路線重視のシーンを描いてなかっただけに、個人的にも久々に楽しい感じで書いてましたw
そしてこの回での香織、特に飲み会以降のシーンでは、詠佳達5人のお姉ちゃんというよりお母さん的な感じが強調されてますね。長女だからこその面倒見の良さからだと思います。
優しさと厳しさを併せ持つ、香織が5人の中で一番大人かなと。
あとこの回から柚希役が綾瀬きのこ様に変更となりました。
更にこの回の後編の表紙イラストを最後にみな本様が担当絵師から降板となりました。長い間イラストを描いて頂きまして誠にありがとうございました!


・お気楽Girl!2 第6話
この回は台本執筆時期に合わせ、バレンタイン回であり、桜メイン回でもあります。
美紺が知らなかった同姓同士にチョコを渡す友チョコについては、実は私もあまり良く知りませんでしたw
なので、執筆時に多少調べてはいましたが、今もそれほど分からなかったりw
あと楓役と奏役の重森あすか様が2役同時に出演した唯一の回だったりします。
そして桜メイン回だけに、桜の暴走するシーンが多いのも特徴。
卒業生組で桜と同じ巨乳キャラの葵と乳合わせしたり、未遂でしたが、楓に自分の胸を顔で埋めさせようとしたりと、今まで以上にはっちゃけさせました。
果てには次回予告で美紺に乳合わせと椛に顔を胸で埋めさせたりと、やりたい放題ですね桜・・・w
前回までしんみりしてた展開が多かっただけに、今回は若干やり過ぎな位のコメディ要素の多い回となりましたw
そしておまけパートは奏と葵の掛け合いですが、桜との乳合わせの件で影響された葵が、奏の顔に自分の巨乳を押し付ける行為をやりだして、奏を困惑させてましたw
葵も登場当初の引っ込み思案で大人しかったのが、恋バナ好きになったりと、姉の泉美とは違った一面も見せる様になりましたね。
そして葵自身も姉に負けず劣らずのマイペースっぷりを見せるように、ただ根は真面目な子ですけども、奏の言う通り、どこかズレたとこがある子な感じですね。


・お気楽Girl! Before Beginning Story 香織・和解編
1年越しの香織編の続編です。タイトルの通り、自分を庇って事故死した碧の件で母と対立し、家を出て行った香織が、その事を誤りに行き、母と和解するまでを描いた回。
当初はそれだけにしようと思いましたが、結果的に霊感の強い詠佳に碧が乗り移り、香織が碧に庇ってくれた事に改めて感謝すると共に、
庇ったが故に事故死させてしまった事を謝罪する掛け合いシーンや、香織が詩織にお願いして髪を切ったシーンを追加したため、前・後編の2部構成となりました。
前編の詠佳に憑依した碧と香織の掛け合いシーンをさせる為に、詠佳を登場させたのですが、この霊感が強い設定を活かしたのは、第1シリーズVol.3以来となります。
柚希と泉美に関しては、話の流れに直接関わる場面はないのですが、この回以降、柚希・香織・泉美と3人で一緒にいる描写が多くなるのですが、
それの始まりがこの回からという感じになるのと、丁度柚希役に加え、泉美役も蠍媛様に変更した為に登場させたかったのもあります。
後編は香織と母親との和解シーンと心機一転の断髪シーンとなっております。
ここで名前だけしか登場していなかった詩織が初登場となります。しかしこの子のセリフを全て聞き返してたら、殆どのセリフで”お姉様(香織)”の単語が入っているだけに、いかに姉の香織が大好きである事が分かります。
因みに母親役は梨雛様に変更となっています。というか香織編に登場していた大半のキャラのCVが変更してますね、改めて思うと。
香織が詩織にお願いし、自分の髪を切ってもらうシーンは、この時丁度アニメのポケモンでセレナがポケモンパフォーマーコンテストで負け、
その後の心機一転し髪を切るシーンを見て、香織で似た様な事をしてみようと思ったのがきっかけですね。
結果的にショートカットの方がボーイッシュな香織には似合っていたと思いますね、今更ながら。


・お気楽Girl!2 第7話(本編最終回)
お気楽Girl!2本編最終回となる第7話。この回のコンセプトは最終回らしくない最終回。
最終的には美紺の勘違いだったのですが、楓にサプライズ誕生日会を行う為に、わざと楓の事を忘れたふりをする美紺達。
実はこの表現もいつかやってみたいなと思っていた場面でもあります。
途中、楓のプレゼントの為にゲーセンの景品のぬいぐるみを取ろうと苦戦する美紺ですが、あれは私がゲーセンで働いている事による体験が元となっています。
その後の柚希の対応を含め、割と実際にあったりしますからね、美紺みたいな感じの客がw
最後は楓のバースデーパーティと美紺が誕生日を勘違いしていたという事で物語が〆られてますが、やっぱり最終回らしくない終わり方ですよね。
だけど最終回らしくない最終回もこのお気楽Girl!シリーズらしくていいかなと思っています。
最後のおまけパートは楓達5人が色々はっちゃけた感じになっていますw
そして美紺もこのおまけパートではかなり弄られちゃってますがw
因みにこの回のおまけパートから卍束様が絵師として採用致しました。


・お気楽Girl!2の次回予告のあとがき
次回予告は毎回美紺・椛が担当し、追加ゲストという感じで他の3人の中から一人が出るという形式ですが、勿論美紺・椛の2人だけの回もあります。
この2人にしたのは、幼馴染みなのと、キャラの性格的にボケとツッコミをさせやすかったからがきっかけですね。
と言っても真面目に次回予告をしないのが、このシリーズだからこそと思っていたりします。自由な感じを次回予告でも表現しています。



・お気楽Girl! 〜The After Story〜 瑠香・俊哉編シリーズ
瑠香編、俊哉編、瑠香・俊哉編、if瑠香・俊哉編の4つのストーリーで構成された瑠香と俊哉主役の恋物語。
瑠香がパティシエの修行に旅立つまでの話が全体の話の流れですが、
瑠香編では瑠香の心境を、俊哉編は俊哉の心境と夏苗の俊哉に対する好意を、
瑠香・俊哉編では瑠香と俊哉が互いの本音をぶつけ合うのと、俊哉と親友の詠佳達、そしてケーキ屋での出会いから相談を受ける役として親しみを持っていた楓に見送られ、瑠香が旅立つ回となっています。
本編としては瑠香・俊哉編までで、if編は2人の未来を描いたifストーリーという形にしています。
このシリーズは全て公開するまでにかなりの時間が掛かりました。担当CV面でのトラブルも多く、結果的に雪恵役を針山うに様が代役という形でなんとか公開まで行き着ける事が出来ました。
瑠香と俊哉のこのシリーズきってのカップルのハッピーエンドを描きたかったのが、一番のきっかけですね。色々ありましたが、こうして無事に実現できたことを嬉しく思います。
特に俊哉編での夏苗は今までとは違い、すごく乙女な感じで可愛らしく描けていたらいいなと思いました。


・お気楽Girl! Before Beginning Story 柚希編
この回は柚希役の綾瀬きのこ様のリクエストから実現した話であり、本来はこの回の製作を予定してませんでした。
話の内容としては、柚希と泉美との出会いをきっかけに、今の柚希に至るまでを描いたもの。回想パートへの入り方が香織編と真逆な感じにさせてます。
あと泉美と葵の姉妹が、過去の回想のみではありますが第1シリーズVol.13以来の同時共演で、
かつCV変更後では意外にも初だったりします。泉美と葵も、香織と詩織同様に姉妹ながらあまり会う機会が少ないですからね。
幼少期の泉美は現在よりもちょっとだけかっこ良く見える部分があったりしますね。
現状は詠佳とやや性格は似ているものの、泉美の方が弄られやすい感じにはなっていますがw


・お気楽Girl!2特別編
こちらは時期が空いてしまいましたが、その1とその2の二本立て。
本来の予定とは異なりましたが、その2がシリーズ最後の公開作品となりました。
まずはその1ですが、Before Beginning Story 香織・和解編で初登場した香織の妹、詩織をメインにした最初で最後の回。
姉、香織の自由な生き方に影響され、姉が通っていた星雲高校への転入を希望する詩織。その意志の固さにいくつか条件を出しながらも、星雲高校への転入を認めた母。
姉妹ともに一度決めた事を曲げない辺り、彼女たちの母親も気苦労が絶えないと同時に、今まで決められた生き方に沿って生きてきた詩織が始めて自分の意志で決めた事に、内心喜んでいるんではないかと思っていたりします。
そして詩織はほしぞらアパートで楓達と出会い、そこで過去に姉の香織と会った事があるのを知り喜ぶ詩織。何と言っても結構なお姉ちゃんっ子ですからね詩織。
この日を機に楓達という友人ができた詩織、物語は転入初日の場面で終わりとなりますが、彼女はこの生活をきっかけに何を学び、どう成長するのか気になるところですね。
ただ香織とは違い、お嬢様としての生活が長い詩織にとって、世間一般とのズレによる苦労とか多々ありそうですが・・・w


そしてその2は一転して菫先生メイン回。
菫役のちよ様が事情により急遽降板されたため、代役として柚希役の綾瀬きのこ様に担当して頂きました。
そしてこの回のゲストとして登場した菫の友人で同じ教師の小清水 理沙役には、香織・詩織の母の2代目を演じて下さった梨雛様が担当しています。
実は理沙も菫同様、星雲高校の卒業生という設定だったりします。
本当は理沙の立ち絵イラストとか、菫と理沙の星雲高校の制服姿のイラストの依頼をしたかったのですが、
この時複数件絵師様にイラストの依頼をしていた為、断念しました。そこに関しては今になって申し訳ないなと思っています。

因みに理沙の設定は、
年齢:25歳(菫と同い年)身長:163cm、体重:50kg、O型、誕生日:5月3日
限りなく黒に近い紺色のショートカットで、青紫色の瞳でツリ目。
性格はクールに見えて実は大雑把。だけど教師としての仕事はきちんとこなしている模様
菫同様酒好きで、時間さえ合えば菫と飲み合う事もしばしば。ただ酒好きだけど酔いやすい菫とは対照的に、ちょっとやそっとでは酔わない程酒にはかなり強い。
ドジを踏んでも前向きに頑張る菫を心配しつつも応援する程、菫とは仲が良い。また同じ新人教師としても互いに愚痴を言い合いつつも、頑張って菫と共に一人前の教師になるのを目指している。
仕事面では割としっかりしているが、私生活の面では大雑把な性格も相まって結構だらしないらしい。時折菫が家の片付けに手伝いに来ることもあるそうだ。

理沙の設定についてはこんな感じですね、イラスト化出来なかったのが惜しいキャラでもありますね。
最初の菫と理沙の飲み合うシーンは、イメージ的には柚希と香織に近い感じで台本のセリフを書いていたのですが、
急遽菫の代役に綾瀬きのこ様を起用したことで、梨雛様演じる理沙のクール系キャラのボイスも相まって、より一層柚希と香織のイメージに近い掛け合いとなりました。
菫が酔った勢いで楓の部屋を自分の部屋と間違え押し掛けたシーンですが、これは最近あまり見せていなかった菫のドジっぷりを遺憾なく発揮させたいと思い、考案したシーンではありますが、
実際にこんな事があったら間違いなく後に椛が言っていた怖くて出ようとは思わないのが普通でしょうね。そういった意味では楓も結構勇気がある子だなと。
押し掛けた上に悪酔いして吐いた挙句、楓のベッドを横取りする形で眠りについた菫は、酔っていたとはいえ、ドジを通り越してやりたい放題でしたね。
楓にとってはふんだり蹴ったりな出来事でしたけども、その事を一切悪く言わない辺り、やっぱり楓はいい子だなと作者である私ですら思うくらいでしたw

各話のあとがきは以上となります。

作者によるキャラクターへのコメント

上級生組


完結記念イラスト:上級生組Ver
上級生組のテーマは、ワンピース姿ですね。6人共白いワンピース姿で清楚な感じで、爽やかな大人な感じですね。
衣装の配色的にウエディングドレスにも見えてきますね。


・詠佳
詠佳はお気楽Girl!2ではちょいちょい名前は出て来るものの、実際にお気楽2組に会っているのは、
お気楽+その3の変装しているものの全員、詠佳としては美紺・楓くらいしか会っていません。 詩織とは香織と一緒に香織の実家に来た時に会っているものの、この時はまだ詩織がほしぞらアパートに引っ越すことは当然知りません。
性格は第1シリーズの頃に比べ、落ち着いた印象が目立ってきてますが、根はそれほど変ってません。彼女は笑顔を絶やさない事をモットーに生きてますのでw
そして香織・和解編で久々に霊感が強い設定が使われ、かつ碧に憑依までされちゃってます。
相当な体力を持つ詠佳ですら、碧との憑依した後1時間程眠り続けた辺り、尋常じゃない位体力使ってたんだと思いますが、すぐにケロッとする辺り、詠佳の回復力もかなり高いと思いますね。
酔いやすく、酒癖の悪さは成人式回でも健在、酔った雪恵と共に瑠香に抱きついてたりしてましたねw
彼女はやはりシリーズの顔なだけに、出番が決して多くなかったお気楽2でも存分に存在感をだしてました。さすがは元祖主人公。


・雪恵
雪恵は当時、担当役者様の事情もあり、あまり出番が多く出来なかったのがありますし、お気楽2組とも直接的な接点が殆ど無い為、変化としては他キャラほど少ないです。
お気楽TASでは針山うに様が急遽代役として出演するも、元の担当者様の関係でやはりセリフが少なめになってしまいました。
お気楽+その3の詠佳達の変装回では詠佳から指定されたキャラで演技するものの、あまり演技が得意でなかった雪恵は、ところどころ素が出てぎこちない印象でした。
成人式回の飲み会では詠佳・柚希共に酔ってはしゃぐといったお茶目な面があったりしますw
そして詠佳・柚希同様に酔ったら面倒くさい性格になる様で、瑠香が一番被害を受けてましたねw


・柚希
柚希はお気楽2以降から2度CVが変更となりました。担当が綾瀬きのこ様になってからの柚希は、若干子供っぽい感じになった気もしますが、基本的には常識人的な立場。
ただし詠佳・雪恵同様に酔いやすく、また酔うと面倒な性格になりますが、案外単純な所もあり、そのお陰で香織は何とか対処出来た訳ですがw
柚希は高校卒業以降、泉美と香織とよく一緒になる事が多くなりましたね。
そして柚希役の綾瀬きのこ様たっての希望で、柚希の過去を描いたお気楽BBS柚希編を製作しました。この回では主に柚希と泉美の出会いのきっかけから今に至るまでの過程を描いているのですが、小学生の頃の柚希は、今とは全然違い、気弱で泣き虫な性格でした。
因みにお気楽2第7話で彼女は椛も時々通うゲーセンでバイトをしています。これについては、作者である私のリアルを若干反映させた面もありますw


・瑠香
瑠香はお気楽2以降大幅に出番が増えました。第2話で楓と職場のケーキ屋で出会って以降、楓の良き相談役としてちょくちょく登場しており、
卒業生としてはお気楽2での出演が最も多い子になります。そして性格においても、登場した頃と比べ、別人な程変わっているのも特徴的です。
そして彼女と彼氏の俊哉が主役のお気楽TAS瑠香・俊哉編シリーズでは、俊哉編を除いて主役に抜擢されたりと、卒業生達の中でも出番においてはかなり優遇されてます。
そして夢の為に、様々な葛藤をしながらも、決意を決め、親友や彼氏とのもとから離れ、海外へと旅立って行きました。
彼女ならきっと夢を叶え、日本に戻ってくるんじゃないかなと思いますね。
そういった意味で一番変化の大きい子ではないかと思っています。
実はこう見えて結構酒に強いという意外な一面があったりします。そのお陰で香織との貴重な掛け合いシーンが出来たのかもしれませんがw


・香織
香織も瑠香ほどないにしろ、今年に入ってからの公開作品で変化が大きく出た子ですね。
お気楽+その3での変装は、元々のお嬢様生活の経験もあって、演技は詠佳達も驚く程完璧なものだそうだったのですが、本人としてはあまりいい気はしなかったそうです。
成人式回では詠佳達5人でも特に大人びいた面が強調され、お姉さんというお母さん的な一面も覗かせてましたねw
そして一番の変化となったお気楽BBS香織・和解編。BBS香織編で絶縁状態となった母との和解するという内容ですが、
その前に詠佳の霊感の強い特徴を活かし、詠佳を連れ、自分を庇って死んだ碧への償いをしようとするも、 結果的に直接的に今回の件で関係の無い柚希と泉美も同行し、更には碧が詠佳に憑依するという事もあったものの、無事に碧への償いを果たす事ができ、碧もまた思い残す事が無くなり、成仏したという感じになりましたね。
そして母との和解後、心機一転の意味を込め、妹の詩織に頼み、ロングポニテだった髪型をバッサリ切り、ショートヘアーへと髪型を変えたのが、やはり香織の一番の変化ですね。
香織も男っぽい性格とは裏腹に、登場キャラの中でも巨乳な方なので、時折胸絡みで他の子から言われたりしますが、葵や桜と違って、対応も彼女の性格らしく、割とドライな感じだったりします。


・泉美
泉美はお気楽2本編では唯一卒業生組で出演してなかったりします。
まぁ、詠佳達とは学校も違う事だし仕方ないんですけどね。
泉美はCV変更を機に出演回数が増えましたが、実は泉美に関してはそれだけでは無く、声質のイメージも第1シリーズとは全く違う感じにしたいと思ったのがきっかけですね。
性格がひだまりスケッチの宮子に感じに近いイメージだったので、後任の蠍媛様の声が私のイメージにピッタリでした。
泉美はほぼ別人と言っていい程の変化の大きい子ですね。
お気楽BBS柚希編では柚希と共に主役に抜擢されましたが、同時に弄られっぷりも増してますがw

下級生組


完結記念イラスト:下級生組Ver
下級生組のテーマは、パーティドレスと執事。上級生組とは違った大人っぽさを醸し出しています。
こちらは高級感があり、エレガントな感じに見えますね。白基調の上級生組に対し、下級生組はカラフルな基調で鮮やかな感じに見えます。


・夏苗
夏苗に限らず、下級生組はお気楽2の本編では上級生組程、お気楽2組との絡みが少ないです。
夏苗は初登場時に比べ、だいぶ落ち着いてきた感じになってきました。でも面倒くさがりなのは相変わらずですがw
お気楽TAS俊哉編においては、今まであまり無かった彼女の乙女らしい一面が出てます。
彼女もまた、俊哉の事が好きだったのですが、幼馴染みとして長く接してきた為に、中々思いを告げられず、結果的に俊哉は瑠香と付き合ってしまった訳なのですが、
彼女はそれを恨むことなく、むしろ応援する立場でいる事を決めていたのですが、俊哉編のラストで手遅れにはなってしまったものの、
ようやく自分の想いを俊哉に告げる事ができ、俊哉の事が完全に吹っ切れた夏苗は本当の意味で俊哉と瑠香の恋を応援する事を決意したんですよね。
そういった意味では夏苗は大きく成長したのではないかと思いますね。


・俊哉
俊哉はお気楽2本編では瑠香と雪恵と共にちょこっと出演した程度で、おまけパートでは雪恵と掛け合いという珍しい組み合わせでした。
俊哉の活躍は、やはり瑠香と共に主役を務めたお気楽TAS瑠香・俊哉編シリーズ。特に俊哉編では主人公を努めていると同時に、お気楽Girl!シリーズで唯一の男キャラの主人公回です。
ただ俊哉自体は第1シリーズの頃と然程大きな変化はないのですが、恋人の瑠香がいるということで、ちょっぴり男らしくなったかもしれません。
瑠香は勿論、夏苗にも好意を向けられる辺り、意外と俊哉はモテる様ですねw


・葵
葵は出番としては夏苗・俊哉に比べると少なめですが、変化としてはそれなりにあります。
まず性格ですが、大人しかっただけの第1シリーズと比べ、お気楽2以降の葵は恋バナ好きの設定が追加されたり、
価値観が少しズレていたりと、姉の泉美に負けず劣らずのマイペースぶりを見せる様になってきました。特に俊哉編ではそれが顕著に出てますw
あと登場キャラ随一の巨乳である葵の胸ですが、未だ成長を続けており、高校卒業時には入学時より一回りか二回り程大きくなったと他のキャラから言われてるくらいですからねw
お気楽BBS柚希編では幼少期の頃の葵が登場、この頃は人見知りが激しい大人しい子でした。それがある意味ここまで変化している辺り、彼女も変化の大きい子なのかもしれません。


・茜
茜はお気楽BBS茜編にて、茜の過去の姿から今の姿に至るまでの過程が描かれており、そこで詠佳との出会い、そして彼女の努力家振りの原点が明らかとなっています。
大学進学以降の茜は、自分のトレーニングプランを建てたりや、美紺へのアドバイスの仕方から、アスリート志向な考えを持つ場面が出てきてますね。夏苗からは脳筋とも言われてますが、本人は特に気にしてない模様。
彼女はいい意味でも悪い意味でも真っ直ぐで素直な性格で、困っている人を放っておけないのも相まって、思わぬ所で知らず内に周りを振り回す事もありますが、根は非常に真面目でいい子なのです。ただ茜の場合はストレート過ぎるのですが・・・w


・奏
奏は他の子と比べ、CV変更以外殆ど変化が無く、出番もあまり多くはありませんでした。
お気楽BBS茜編では茜の良き友人として、それ以外では大抵葵とセットでいる事が多かったですね。以前と比べ、ボケ役に走りやすくなった葵のツッコミ役的な立ち位置である事も多いですw
クール系の子で、あまり主張するタイプではないのですが、お気楽TAS俊哉編では俊哉に喝を入れてたりと、同じクール系の香織とは違った友達想いな一面があります。
お気楽2第6話では、CVが重森あすか様に変更したの関係で、唯一の2役同時出演回となっております。
実は奏と楓は共に後任CVが共通していたりします。

お気楽Girl!2組


完結記念イラスト:お気楽Girl!2組Ver
お気楽Girl!2組のテーマは、アイドル。大人しめな感じの上級生・下級生組とは対照的に、明るくポップな感じに。
さりげなくあざとさ全開の椛や、ナルシーな椿が個人的に可愛らしく思いました。


・楓
楓はお気楽2の主人公となります。キャラのコンセプトとしては、突飛した特徴がなく、どこにでもいる普通の女の子という感じにしてみました。
なので、こういうジャンルでは詠佳よりもある意味主人公らしいかもしれません。
歴代の主人公ポジの詠佳・茜はどちらも元気系だったのに対し、楓は対照的に控えめで大人しめ系な子という、今までとは違った主人公像となりました。
本編前半では楓と樹の告白までの過程を中心に描かれたストーリー展開だったので、主人公らしく出番も多めでしたが、
各キャラをスポットに当てた4〜6話では、キャラの性格も相まって、あまり主人公らしくは無いとこが多かったのですが、最終回の第7話では再び主役回となりました。
最終回のおまけパートでは本編では見せなかった反動もあってか、今までになくはっちゃけた姿の楓を描きましたw
あと瑠香との出会いをきっかけに、お気楽2組で唯一、お気楽TAS瑠香・俊哉編シリーズにも登場しています。性格もお互い似たとこあって、劇中でもお互い姉妹の様な感じと言っていた位ですしね。
あと美紺が言っていた様に、彼女は怒ると怖いタイプだと思いますね。表情で怒りを表さない辺りが・・・w


・桜
桜のキャラコンセプトは、巨乳・モデル体型・百合・残念な美少女ですね。
一見すると5人の中で見た目も相まって一番大人っぽく見えるのですが、可愛い女の子を目にすると途端に残念な性格になるというギャップを持たせてみました。
あとこのシリーズでは珍しいピンク髪の子になりますね。そして回を重ねる毎に暴走しやすくなり、また暴走の仕方もより大胆になってます。特に彼女のメイン回である第6話では卒業生まで巻き込んで盛大に暴走しちゃってますw
妄想や暴走する回数が増え、美紺達もそれに慣れていくにつれて、桜に対する扱いも自然と酷くなってきてますが、桜自身はあまり気にしない辺り、意外と精神面は図太いのかもw
お気楽2特別編でも遺憾なく暴走してます。詩織も思わず引くくらいw


・美紺
美紺のキャラコンセプトは、元気でちょっとおバカ、でも女の子らしい事がちょっと苦手という感じですね。
性格的には詠佳に近い感じで、シリーズとしては楓よりも主人公っぽいとこがありますね。基本的にはボケに回る事が多いですが、時にはツッコミ役にもなったりします。
椛とは幼馴染みという設定もあって、2人で行動する事も結構多いですね。また美紺と椛の絆を強調して描いた第4話は私としてもこういう展開をしてみたかったというのがありますね。
最終回のおまけパートでは一転していじられ役に、これはこれで個人的には面白かったなと思っております。
お調子者で他の子を困らせたり、怒らせる事もありますが、それでも憎めない部分は初期の頃の夏苗に似たものがありますね。
特別編その2の最後のパートの美紺のセリフは、製作者である私の気持ちを代弁させたつもりです。


・椛
椛のキャラコンセプトは、引っ込み思案、あざとさ、ゲーマーですね。
椛は小動物っぽいキャラをイメージしており、桃宮莉音様の声が椛のイメージとピッタリでした。その声も相まって、あざとさがより増した気がしますw
登場当初は設定通り、引っ込み思案でおどおどした感じですが、話が進むにつれて、そういった面が減っていくと共に、美紺や桜のツッコミ役にもなってたりしましたね。でも時折ボケに回る事もありますがw
美紺とは幼馴染みでもあり、次回予告の名コンビでもありますね。
あと声が似ていたという事で、”ラブライブ!”の花陽の”ダレカタスケテー”を仕込んだりもしてました。分かる人は分かったかもしれませんがw


・椿
椿のキャラコンセプトは、冷たさ、素直になれない、毒舌家ですね。
椿はこれまで登場したキャラにはいなかったタイプになりますね。第4話までは楓達を心から信頼はしておらず、形だけの仲良しというスタンスを取り続けていたのですが、
その事で楓達に嫌われてるんじゃないかと思い始めたのが第5話の彼女のメイン回になる訳ですね。
第5話の香織に自身の悩みを打ち明け、そしてその後に楓達に本音を吐き出し、楓達が自分の事を友達として見てくれていた事に喜び、心を開くシーンは、登場初期の瑠香が雪恵や詠佳に心を開いたシーンに似せた部分があります。
彼女も登場初期の瑠香ほどではないですが、冷ややかな性格で、おまけに毒舌家なので、初期印象としてはあまり良さそうな気はしませんがw
ただ本質は素直になれないが為に、反射的にそうしちゃってる感じなので、ツンデレみたいなものかもしれません。


・詩織
詩織は厳密に言うと、お気楽2のキャラでは無く、お気楽BBS香織編のキャラになります。
実際に声付きとして登場したのは香織・和解編ですが、名前だけなら香織編の終盤に出ています。
彼女は生まれの家庭もあってか、お嬢様らしいキャラ付けをさせてみました。姉の香織はその面で反発させていたので、妹はそれらしくという感じですね。でも言う時言うのは姉妹揃って同じではありますが。
お嬢様と言っても、高飛車な感じでは無く、お淑やかな感じのお嬢様の方になりますね詩織の場合。
でもやはりお金持ちの家庭で育ってきただけに、庶民の暮らしにはまだまだ馴染めていない様で、世間知らずな一面がところどころ覗かせたりもしてます。
お気楽2として楓達と合流したのが特別編からなので、楓達との絡みが少なかったのが少し心残りと言えば心残りですね。


・樹
樹はお気楽2の前半(第3話)までのキーパーソンとしてのポジションという設定でした。楓の告白相手というのも本編開始前からそう決めてました。
樹は俊哉とは違い、ミステリアスな面が強めに出た感じで、独自の考えを貫く様な子ですね。
楓の告白を受けてからの樹の返答ですが、あれは俊哉と瑠香の時とは違う答えにしてみたかったというのがありますね。
第4話以降、あまり登場していないのはそういった理由からもありますね。
楓と樹の恋模様を本編中で敢えて描いていないのは、視聴者側にこの2人がどう付き合っていくのか想像して欲しいという思いがあったからになりますね。


・菫
菫はシリーズ唯一の立ち絵イラストも出た成人済みのキャラ。(後に上級生組が成人を迎えますが、最初から成人済なのは菫のみ)
大人だけならゲストとして出てたのもいましたが、個別にページ作成までしたのは彼女だけになりますね。
彼女は典型的なドジっ子新人教師というイメージから設定を作りました。ただあまりそういった場面は思ったほど少なかったのですが、お気楽2特別編にて酒好きと酒癖の悪さの設定が追加されたと同時に、彼女のメイン回にもなりました。
この回で登場した友人の理沙も、イラスト化してみたかったのですが、色々あって断念しました。
もしかしたら、菫と理沙のストーリーを次回企画のおまけとして作ってみようかなとは思っていたりしますが、いつそれが実現するかはまだ決めておりません・・・^^;

各キャストのコメントボイス

こちらはお気楽Girl!シリーズ完結記念と称して、企画者である私Ryukaが各キャスト様方に、お題付きのコメントボイスの収録を依頼しました。
以下各キャスト様方のコメントボイスとなります。(コメントボイスは2015年6月頃に収録依頼をしましたので、コメントボイスの内容もその時期のものとなっております)


・鷺宮 詠佳役:伽羅様



・或羽 雪恵役:花音鈴様
準備中・・・


・沢嶋 柚希役:綾瀬きのこ様



・風花 瑠香役:紗倉妃芽様



・荻原 香織・美島 茜役:ししゃも様



・三並 泉美役:蠍媛様



・咲野 夏苗役:じゅら様



・桂木 俊哉役:廣瀬ありさ様



・三並 葵役:武川鈴子様



・鈴真 楓・本条 奏役:重森あすか様



・春海 桜役:朔太郎様



・夏目 美紺役:藤崎絵留様 ※美紺役のコメントボイスのみ、データ容量の関係で2分割にしております。
その1
その2


・秋名 椛役:桃宮莉音様



・冬部 椿役:真中ゆき様



・荻原 詩織役:一之瀬ゆここ様



・常葉 樹役:小狼様



・赤城 菫役:ちよ様


・香織、詩織の母・小清水 理沙役:梨雛様


※収録時期の関係で、梨雛様のコメントボイスは理沙役を受ける前の物となっております。
※同じく収録時期の関係で、詩織役の一之瀬ゆここ様のコメントボイスがお気楽Girl!2特別編開始前の内容となっております。

スタッフから企画者への質問コーナー

このコーナーでは、スタッフから頂いた質問を、企画者Ryukaが回答と共に掲載致します。

Q:企画の中で楽しかったことは何ですか?
A:自分が台本のストーリーが、キャスト様方から集まった音声データで一つの作品として完成した時かな。
あと各キャスト様のセリフをチェックで聞く時も結構楽しかったりしますw

Q:企画で大変だったことは何ですか?
A:やはり長期企画故に、キャストや絵師との事情や連絡がつかなくなった時の降板処置ですね。後任探しは、CVよりも絵師の方が大変だった印象があります。

Q:キャストを決める際、ご依頼の場合は、何を聴いたのがきっかけで決めていますか?(サンプルボイスとか、出演作品とか)
A:依頼の時は、他の出演作品やサンプルボイスが主ですね。また過去に応募した応募用ボイスデータから聞いて、イメージの合った方に声掛けすることもありました。

Q:お話の中で、お胸の話題が結構入っていたような感じがしましたが、Ryukaさんは巨乳好きなのでしょうか?
A:特別好きという訳ではないですが、かと言って嫌いという訳でもなかったりしますw

Q:お話は、いつもどんな感じで作っていますか?
A:季節や、台本執筆時に起きている時事ネタから台本作りのヒントを得ていますね。

Q:お話を作るにあたって、インスピレーションが湧きやすい場所などはありますか?
A:基本的には自分の部屋が多いですね。後はたまに出先とかで偶然閃いたりとかですね。思い立ったらすぐ台本に書き出す事が多かった気がします。

Q:制作にかかるスケジュールは、それぞれ大体どのくらいですか?(台本作り、台本配布からキャストの音源が届くまで、編集期間など)
A:これについては、大まかに2ヶ月単位での公開を目安にスケジュールを組むのですが、殆どがスケジュール通りに行ってなかった気がしますw

Q:今後の制作について、やってみたい企画やお話などありますか?
A:今後はお気楽Girl!とは違った日常系のストーリー物をやってみたいかなと思っています。アクション系とかも興味はあるのですが、表現するのが難しそうな気がして・・・^^;
あとファンタジー系もやってみたいですね。

Q:この長期間の企画を進めるうえでの一番の苦労とは何でしょうか?
A:上の方の質問の回答とほぼ同じになってしまうのですが、やはり長期企画なだけに、スタッフの突然の降板で、その後任や代役探しが一番苦労しました。

Q:お話を書くでのスランプとかあったのでしょうか?
A:勿論ありました。企画開始1年後位の時に体調を崩し、その時は企画自体投げ出しそうになった事がありました。
でもそこで諦めなかった事で、無事完結まで辿り着けたと思っております。

Q:お気楽girlのなかで最も印象深いシーン、または好きなお話はどこですか?
A:シリーズで最も印象深いのは、第1シリーズ最終回の詠佳達5人の卒業式後の号泣シーンですね。あのシーンは別れを惜しむ詠佳達を描くのにかなり頑張りました。
好きな話については、お気楽Girl!2第4話ですね。この回は美紺と椛の絆を描いた回ですが、この回の美紺はいつもと違い、思い悩む姿が多い回でもありますね。

Q:音源をお渡ししてから完成するまでがとても早く感じるのですが、実際、1話にどのくらいかかっているのでしょうか…?
A:これは話の長さによって変わりますが、通常は1週間程ですが、早い時は大体2日位で完成することもありますね。

Q:台詞が少し言い辛い言葉遣いが多かったように記憶しております。
台本、編集はRyuka様お一人でやっていらしたのでしょうか。
A:そうですね、台本は全て私一人で執筆していました。言葉遣いに関しては、この子ならこんな感じかなと思い書いてはいるのですが、
これについては人によって言いやすかったり言い辛かったりしたのかもしれません。
次回企画時には気を付けたいと思います。

Q:この物語の中で、一番成長したキャラクターは誰だと思いますか?
A:シリーズ全体で考えると、一番成長したのは瑠香だと思いますね。瑠香は初登場時点から大幅に性格の面で変わりましたしね。
次いでに成長したのは香織じゃないかと思っております。この子も色々変化が大きかったかなと。
勿論他の子も成長はしていますが、特にこの2人の成長が顕著な気がします。

Q:ご自分を最も投影したと思われるのはどのキャラクターですか?
A:私はそもそも女性ではありませんが、性格面で近いのは香織かな・・・。趣味の面では柚希に近いですけどw
それ以外の子は出来るだけ自分を投影しない様に意識してました。

Q:次に作品を作るとしたら、どんな物語にしたいですか?(ジャンル、内容等)
あれば、是非にお聞かせ下さい。
A:こちらは上にある同じ様な質問の回答と被ってしまいますが、お気楽Girl!とは違った日常系ストーリーを作ってみたいかなって。でもまだ具体的には何も決まってませんが・・・w
あとファンタジー要素もちょっと混ぜた感じにもしてみたいかなとも思っていたりw

Q:このお気楽Girl!の物語を考えたきっかけは何ですか?
A:実はお気楽Girl!というボイスドラマを作る前に、詠佳・雪恵・柚希だけ先にイメージボイスとしてCVを募集していて、
そこからこの子達を首軸とした物語を作ってみたいなと思ったのがきっかけですね。
まさかここまで長期の企画となるのは、当時は全く思っていませんでしたけどもw

Q:Ryuka様の学生生活と重なる部分はありますか?
A:正直に言うと、全くと言っていい程重なる部分はないですね・・・^^;

Q:5年間という長期企画ですので、いろいろと大変だったことなどもあったかと思いますが、もう企画続行不可能かも…?
と思ってしまったようなピンチはありましたか?あったとしたらどんな出来事でしたか?
A:ピンチはありました。企画開始1年〜1年半頃に体調を崩し、前の職場を退職し、
現在の職場で働くまでの間、精神的にも不安定になり、企画の方も全く手が付かない状態で、思わず企画を投げ出そうと思った事もありました。
でも折角届いている音声データを改めて聞き直し、そこから投げ出してはいけないなと思い、企画を続けようと思った事が、こうして企画完結まで繋げられたと思っております。

Q:次回作の構想はありますか?
A:現時点では何も決まっていませんが、来年職場の忙しさが落ち着いた頃の辺りにでもじっくりと決めていきたいなと思っております。

Q:Ryukaさんにとってはどの子も大事なキャラクターだと思いますが、特に思い入れが強い、などのお気に入りの子は誰でしょうか?
A:特に思い入れが強いのは、やはり初代主人公の詠佳ですね。ゲームでもこの子をモチーフとしたキャラを作っていたりしました。
長い間企画の顔となるキャラだっただけに愛着も相当ありますね。
ストーリー面としては、瑠香と香織が思い入れが強いですね。この2人を主役にしたストーリーも比較的多く作った気がします。

Q:楓ちゃんと樹くんのその後が気になります…その後進展はあるのでしょうか?w
A:これについては、瑠香と俊哉の時とは異なり、ストーリー上としては敢えて進展状況を決めておりませんでした。
理由としては、楓と樹の恋の進展はリスナー側に想像して欲しいなという思いがありました。
瑠香と俊哉は私自身で結末を決めていたというのもありますね。

Q:お気楽Girl!シリーズのキャラクターは将来が少し分かりましたが、2の方ではそれぞれどのような将来に進んでいくのか気になります!
A:こちらの質問につきましても、上の質問とほぼ同じ回答になりますが、楓達の将来につきましては、
リスナー側に彼女達の将来を予想して欲しいと思い、ストーリー上では敢えて触れませんでした。

時期的な関係で、スタッフ全員から質問を頂けた訳ではありませんが、お忙しい中質問を考えて頂き、誠にありがとうございました!
回答する側としても、感謝の限りでございます!

最後に

最後になりますが、シリーズ全般を通すと5年以上ともなる長期企画となっていました。
当然長期企画故、幾度も声優や絵師が変わるという事もありましたが、無事に完結まで持っていけた事は、
私としてもとても嬉しく思いますし、企画者としてもやりがいがあったと思っております。
次回企画でもまた協力して頂ける方や、応援して頂ける方がいらっしゃると嬉しく思いますね。

これで詠佳達の物語は終わりますが、物語が終わった後も、きっと彼女達は彼女達なりに自分達の道を築いていくんじゃないかと、
親バカ的な意味で思っていたりします。なので、特別編その2の最後のパートで美紺が言った事は、そういった意味を込めていますね。
本当に今まで長い間協力して頂いてくれた皆様、誠にありがとうございました!

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